電気・電子・半導体分野の職務経歴書

１．職務経歴書の書き方

担当した製品を軸に作成します。

製品の用途、使用ツールや技術知識もできる限り詳細に書きます。

ご経験については下記の3ステップで整理しましょう。

１）棚卸し：ご経験を全て書き出します。

期間・製品・担当フェーズ・業務詳細・ツール・チームの中での立ち位置・社内外の折衝経験・技術知識などの項目を詳細に埋めていきます。

英語の利用経験があればぜひ記載しましょう。

２）仕分け：

「書類選考で経験とのマッチ度の高さを感じてもらえるか」「面接でご自身の強みを質問してもらえるか」　という観点で、

１）からアピールにつながる内容を選びます。

書面を確認する人事担当者・採用部門の方の目線が重要ですので、

ぜひ弊社コンサルタントに相談ください。

３）言語化：２）の内容を採用担当者が一読して内容を把握できるように推敲します。

全体の分量は2～3ページが適切です。技術キーワードや使用ツールは電気系の職務では特に重要です。

１つでも多く記載しましょう。

・技術キーワード：デジタル・アナログ信号処理、画像・通信・高周波、高速インターフェース、BMS、超音波・レーザー発振回路、FPGA、ノイズ対策、EMC試験、安全規格認証申請など

・使用ツール：電気系CADの名称、オシロスコープ、アナライザなど

２．キャリアの方向性の整理

職務経歴書を作成しながら、今後のキャリアの方向性の整理も平行して進めることが重要です。

下記①②について大まかにでも検討する機会をぜひ持っていただくことをお勧めします。

①どのようなエンジニアを目指すのか

ご自身が本当にやりたいことは何か、どのような仕事なら「わくわく」するのか、という点を整理した上で、その仕事への熱い思いを職務経歴書で伝えることが大切です。

②これまでのキャリアをどう生かして成長するか

ご自身の経験を「立ち位置×要素技術」に分析し、どのように生かしていくかを考えます。キャリアの展開例として下記に一例を掲載しますが、ぜひ弊社コンサルタントに相談ください。