
【転職面接向け】自己紹介の回答例文|押さえておきたいポイントも紹介
転職時の面接で、最初に行うことの多い、自己紹介。
何気なく行いがちな自己紹介ですが、最初に行うものだからこそ、意識して事前準備することが大切です。
この記事では、自己紹介時に押さえておきたいポイントを紹介します。あわせて自己紹介の回答例文も掲載しています。
転職面接で採用担当者が「自己紹介」をさせる狙いとは

転職時の面接では、しばしば「自己紹介」を求められる場合があります。
採用担当者が「自己紹介」をさせる狙いを把握し、面接をスムーズにすすめましょう。
アイスブレイクのため
面接の最初で自己紹介を求めることで、求職者の緊張をほぐし、リラックスした雰囲気で面接を進めることを狙いとしている可能性があります。
緊張が和らいだ状態の方が、求職者の本来の魅力を引き出しやすくなると考えているからです。
また、自己紹介を通じて採用担当者と求職者の間に親近感が生まれると、その後のコミュニケーションが円滑に進むといった効果もあります。
求職者の経歴などを把握して質問しやすくするため
採用担当者は自己紹介を通じて求職者の職務経歴やスキル、強みなどを把握しています。
求職者の発言内容に応じて質問を深掘りすることで、面接の合否を決めるより正確な判断材料とするためです。
また、事前に受け取っている履歴書や職務経歴書などと矛盾したことを言っていないか確認している場合もあります。
コミュニケーション能力の確認のため
自己紹介では、求職者の話す内容以外にも、話し方や言葉遣い、表情などを確認しています。
何気ない仕草の中にも、その人の人となりや性格などが現れるものだからです。
また、1分程度の限られた時間の中で、いかに相手に分かりやすく自分の言いたいことを伝えられるかという論理的説明力や言語化力も評価されています。
特にプレゼンテーション能力や高度なコミュニケーション能力が求められる職種では、自己紹介は重要な判断材料となります。
転職面接での自己紹介の長さ:1分程度を意識する

面接での自己紹介は、一般的に1分程度、長くても2分程度で終わらせるのが望ましいとされています。
面接官は、時間内で求職者がどれだけ要点をまとめ、自分をアピールできるかを判断しています。
ただし、面接官から時間を指定された場合には、それに応じて長すぎず短すぎないように発言内容を調整してください。
当日焦らなくてすむように、1分程度と3分程度の2パターンの自己紹介を事前に考えておくのもおすすめです。
転職面接での自己紹介の流れ|押さえておきたい4つのポイント

転職面接での自己紹介では、ある程度決まった流れがあります。
どのような内容を盛り込めばいいのか不安な人は、ここで紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。
1. 挨拶・お礼をしっかりとする
自己紹介に限らず、面接全体において挨拶と礼儀は非常に重要です。
どれだけ優れた経歴を持っていても、基本的なマナーが欠けていると、それだけで評価が下がる可能性があります。
面接では、はきはきと明るい声で話し、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
また、緊張すると早口になりがちなので、相手が聞き取りやすいペースで落ち着いて話せるよう、事前に練習しておくことが大切です。
さらに、面接の最後には、貴重な機会をいただいたことに対する感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。
2. 氏名と略歴の紹介を行う
名前、出身地、最終学歴、職務経験などを簡単に伝えます。
その際は、企業の担当者がスムーズに理解できるように、分かりやすい言葉で説明するようにしましょう。
応募したポジションに似た職歴や経験があれば、それを内容に盛り込むと、適性があることをアピールできます。
転職経験が多く職務経歴が長い場合、順を追ってすべてを話す必要はありません。
アピールしたい事柄を絞って話すようにしましょう。
3. 実績や自身の強みなどにも要点を絞って触れる
これまでの職務経験で得られたスキルや実績を具体的に説明しましょう。
その際は、「具体的なエピソードを交える」「実績を分かりやすく数値で示す」など、専門外の人にも伝わりやすくする工夫が大切です。
応募企業で発揮できそうな強みを盛り込むことで、より説得力が増します。
4. 面接や入社後の意気込み等を伝える
最後は、会社への熱意や入社後の意気込みで締めくくります。
事前に企業研究で調べてきたことと絡め、入社後、どんなことにチャレンジしたいのかなどを話しましょう。
企業理念やビジョンに共感していることを伝えると、採用担当者に好印象を与えられます。
【職種別・ケース別】転職面接での自己紹介の例文

自己紹介の例文は大体1分間、300~400文字が目安となります。
以下の例文を参考に適宜、長さや内容をアレンジして自分ならではの自己紹介を考えてみてください。
機械系エンジニアの場合
1. 挨拶・お礼
「本日は、お忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます」
2. 氏名と略歴
「○○○○と申します。〇〇大学では〇〇を専攻し、機械工学の基礎を学びました。卒業後は電機メーカーの〇〇株式会社に〇年間勤務し、生活家電の機構設計・開発に携わってまいりました。
具体的には、エアコンや冷蔵庫の筐体設計・放熱設計・振動解析を担当し、耐久性や省エネ性能の向上に取り組んできました。また、量産設計のフェーズでは製造部門と連携し、金型設計の最適化や組立性の向上にも貢献しました。」
3. 実績や強み
「私の強みは、3D CADを用いた機構設計と、材料力学の知識を活かした強度・耐久性解析です。特に、生活家電の筐体における軽量化や振動抑制の設計を得意としています。
例えば、〇〇の開発プロジェクトでは、試作品の評価結果から〇〇という課題を特定し、筐体のリブ構造を最適化。これにより、強度を維持しつつ10%の軽量化を実現しました。また、〇〇のプロジェクトでは、振動が発生しやすい構造になっていたため、CAE解析を活用して形状を変更。結果として、製品寿命を〇%向上させることに成功しました。
さらに、量産化のプロセスでは、製造部門と連携しながら部品点数の削減や組立工数の短縮を推進。これにより、コストダウンと品質向上を両立した経験があります。」
4. 意気込み
「貴社は精密加工技術に強みを持ち、〇〇分野でのトップシェアを誇る企業であり、その技術力に大変魅力を感じております。これまでの経験で培った設計開発のスキルや量産化プロセスの知見を活かし、貴社の製品開発に貢献したいと考えております。また、プロジェクトを進める中で、設計チームのリーダーとして後輩の指導にも携わった経験があり、今後も技術面だけでなくチームの成長にも貢献していきたいと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
品質管理エンジニアの場合
1. 挨拶・お礼
「本日は、お忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます」
2. 氏名と略歴
「○○○○と申します。〇〇大学の〇〇学科を卒業後、自動車メーカーの〇〇株式会社に〇年間勤務し、品質管理エンジニアとして車載用ECUの製造工程における品質管理および品質改善に携わってまいりました。主に、工程内の品質検査や不良解析、品質基準の策定などを担当しておりました。」
3. 実績や強み
「私の強みは、データ分析を活用した品質改善と製造工程の品質管理です。例えば、製造工程にリアルタイム品質管理システムを導入し、工程内の不良率を○%低減しました。また、出荷前検査の基準を見直すことで、検査精度を向上させつつ検査時間を○%短縮しました。
さらに、市場クレーム発生時には、CANアナライザーを用いたデータ分析を行い、不具合の原因を特定。製造工程の改善に反映させることで、同様の不具合発生を○%削減することに成功しました。」
4. 意気込み
「貴社が精密部品の高品質生産と品質管理の強化に注力されている点に、大変魅力を感じております。これまでの経験を活かし、工程内の品質改善や不良率の低減に貢献し、高品質な製品の安定供給を支える役割を果たしたいと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
ITエンジニアの場合
1. 挨拶・お礼
「本日は、お忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます」
2. 氏名と略歴
「○○○○と申します。〇〇大学卒業後、〇〇株式会社に〇年間勤務し、バックエンドエンジニアとしてPythonとDjangoを用いた大規模ECサイト○○の開発に携わってまいりました。直近ではチームリーダーとして、データベースの設計・最適化による検索速度の向上、新規決済機能の開発とパフォーマンス改善などを担当しておりました」
3. 実績や強み
「ECサイト○○の新規決済機能開発プロジェクトでは、チームリーダーとして、要件定義から設計、開発、テスト、リリースまでの全工程を統括しました。
特に、決済の処理速度向上とセキュリティ強化に注力し、データのやり取りを効率化する「非同期処理」と、安全性を高める「ハッシュ関数による暗号化技術」を導入しました。その結果、決済完了までの時間を平均○秒短縮し、よりスムーズなユーザー体験を実現しました。」
4. 意気込み
「貴社はECサイト○○の運営で培われた、高度なトラフィック制御技術や、パーソナライズされたレコメンドエンジン開発など、大規模サービスを支える技術力に強みがあると認識しております。これまでの開発経験で培ったデータベース設計やサーバーサイト開発、アジャイル開発などの経験を活かして、ぜひ貴社に貢献できればと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
転職面接での自己紹介で注意したいポイント

自己紹介の時に陥りがちな注意点について以下に示すので参考にしてください。
1.自己紹介が長すぎて要点を把握できない
自己紹介の時間が特に指定されていない場合、できるだけ自分を知ってもらおうと職歴をすべて話してしまう人もいますが、これは逆効果です。
内容を詰め込みすぎると要点がぼやけ、何を伝えたいのかが分かりにくくなります。
志望企業に合わせて、特に重要なポイントを絞って簡潔に話すことを意識しましょう。
2.自己紹介以外も話している
職歴の詳細や志望理由、自己PRなど、自己紹介以外の内容を話してしまうと、聞かれたことにきちんと答えていない印象を与えてしまいます。
志望理由や自己PRは、自己紹介後に質問されることが多いため、自己紹介では触れないようにしましょう。
自己紹介が長くなりがちな場合は、不要な要素を盛り込んでいないか確認し、簡潔にまとめることを意識してください。
3.丸暗記しており、臨機応変なコミュニケーション力に乏しい印象を与える
自己紹介の内容を事前にシミュレーションするのは良いですが、丸暗記は避けましょう。
暗記した内容をそのまま話すと、臨機応変な対応ができない印象を与えやすくなります。
また、抑揚のない棒読みになりがちで、面接官に熱意や気持ちが伝わりにくく、不自然な印象を持たれる可能性もあります。
自己紹介の練習をする際は、話したいポイントを整理し、自分の言葉で伝えることを意識しましょう。
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この記事の寄稿者
転職面接での自己紹介時は、指定のない場合、1分程度で伝えたいポイントを絞って話すようにしましょう。例文を参考にして、自分ならではの自己紹介を考えてみてください。面接当日は丸暗記にならないように、その場に応じて自分の言葉で話しましょう。自己紹介に自信がない場合は転職エージェントで模擬面接を依頼するのもおすすめです。
- 畑中鴻希