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20代の再就職|実態や成功する人の特徴、企業が求めていることを紹介

20代の再就職|実態や成功する人の特徴、企業が求めていることを紹介

社会人経験が少ないことなどから、20代の再就職は困難だとされることがありますが、適切な準備をすれば成功は決して不可能ではありません。

この記事では、20代で再就職に成功する人々の特徴や、企業が再就職希望者に求める資質についても詳しく解説します。

20代の再就職は難しいのか?実態を紹介

20代の再就職は難しいのか?実態を紹介

20代の再就職は難しいという見方もあるようですが、実際のところはどうでしょうか?ここでは、求人市場における20代再就職希望者への見方と再就職の実態について解説します。

社会人経験が少ないため難易度は高い傾向にある

一般的に、再就職の難易度は求職者のブランク期間の長さに比例すると考えられています。

つまり前職からの未就業期間が長ければ長いほど、再就職の難易度は高くなります。


さらに20代においては、前半と後半とでそれぞれ固有の特性も加わってきます。

20代前半の場合には、社会人としての経験が絶対的に少なく、実績やスキルに期待できる面は多くはありません。


しかし20代後半になると、一定程度の実績・スキルをもっている可能性があり、その部分に期待する企業もあります。

ただし、やはりブランク期間が長い場合には、再就職することは簡単とはいえません。

仮に長いブランク期間があったとしても、正当な理由がある場合には、企業が問題視しないことが多いと考えられるため、それほど心配する必要はありません。


正当な理由とは例えば、「語学留学のために前職を退職後、1年間オーストラリアに行っていた」とか、「MBAを取得するために2年間アメリカに留学していた」といったことです。

こうした場合には、ブランク期間が長くても、企業はマイナス評価する可能性はほぼないと考えられます。

再就職で成功できる20代の特徴

再就職で成功できる20代の特徴

20代の再就職希望者で成功を勝ち取る人にはいくつかの共通した特徴があります。

・再就職に向け、しっかり準備を行っている

・条件に優先順位をつけている

・自信をもった適切な自己PRができている

といったことです。


以下では、それぞれについて解説します。

再就職に向け、しっかり準備を行っている

上述した通り、社会人経験の少ない20代の再就職は難易度が高い傾向にあり、新卒並み、あるいはそれ以上のしっかりとした準備が必要です。

20代で再就職に成功している人は、この準備ができています。

新卒時には、自己分析を行って、自分の強みや弱み、興味のある分野などを再確認し、どのような職種や企業が自分に適しているのかを考慮しながら、希望先の企業についてできる限りの研究を行ったはずです。再就職の際にもこうした自己分析や企業研究は必要です。

再就職といっても、基本的には転職と大きな違いはありません。

多くの転職希望者が重視する職務経歴書も重要です。


職務経歴書は、企業に対して自分の価値をアピールするための重要なツールであり、再就職希望者に対する企業側の第一印象を大きく左右するものです。

少ない経験ながらも、携わったプロジェクトや業務の内容、達成した成果などをできるだけわかりやすく、かつ詳細にまとめることがポイントです。

また、転職に際してはよく「やることリスト」を作成したうえで、それを確認しながら行動することが推奨されますが、前述のように再就職も基本的な部分では転職と大きく変わるところはありませんので、必要な準備をリスト化することもおすすめです。


条件に優先順位をつけている

再就職活動に成功した人に共通する二つめの特徴が「条件に優先順位をつけている」ということです「年収は●●●万円以上欲しい」「勤務地は自宅から1時間以内が良い」「自分の得意分野を活かせる業務につきたい」など重要なことはそれぞれの希望条件に明確な優先順位をつけて、その順位をぶらさないことです。


考え方の例としては、

・第一条件の年収は譲れない。勤務地と業務内容とは第二、第三条件として考える

・ワークライフバランスを重視したい。残業時間、休暇制度、通勤時間の順に優先する。そのほかはある程度柔軟に考える

といった具合で臨み、考え方を極力変えないことです。

優先順位をその時々で変えてしまうと、仮に再就職には成功できても、あとから「やはり、〇〇の条件は譲るべきではなかった」などと後悔することにもなりかねません。

また、転職時に希望条件を過剰に多く挙げるなど、設定を高くしすぎることも避けるべきです。条件が多すぎたり、高すぎたりすると、合致する求人を見つけるのが難しくなってしまいます。優先順位をつける際には、キャリアカウンセリングを受ける、友人や知人、社会人の先輩にアドバイスを求めるといった方法が有効です。

自信をもった適切な自己PRができている

自己PRの際には、「適切に」そして「自信を持って」行うことが重要です。例えば、ブランク期間があったとしても、その間に自己研鑽を積んでいた場合は、それをアピールポイントとして前向きに説明することができます。ブランクの理由を明確にし、その期間に何を学んだかを具体的に示すことで、面接官に対してプラスの印象を与えることが可能です。


このアプローチにより、ブランク期間も独自の経験として価値ある自己PR材料に変えることができます。

重要なのは、自信を持って自己の経験と学びを効果的に伝えることです。

自己PRをする際には、採用側の企業の視点を取り入れることも効果的です。

自分を採用担当者と仮定し、特定の事業部の人員を採用する立場に立ってみます。


更に、自分の強みがその部門の要求とどのように合致するかを想定し、その点を集中的にアピールします。このアプローチは、自分が企業のニーズを理解していることを示すため、採用担当者に好印象を与えることが多く、非常におすすめです。

20代の再就職希望者に企業が求めていること

20代の再就職希望者に企業が求めていること

企業が何を求めているのかを考える前に、20代の再就職希望者に対して採用側としては「ブランク期間があったことで、働くことに対するモチベーションは下がっていないか」「問題のある人物なのではないか」といった警戒心を抱いているかもしれないことを忘れてはいけません。


再就職希望者としては、これらの点を払拭したうえで、企業の求める姿勢に応えることが重要です。

以下では企業の求めていることを、20代前半と後半とに分けて解説します。

20代前半の再就職希望者にはポテンシャルや伸びしろを、20代後半であればスキルや実績が求められる傾向にあります。

20代前半:ポテンシャルや伸びしろ

社会人経験の少ない20代前半の再就職希望者に対して企業が求めているのはポテンシャルや伸びしろです。

20代前半であれば、企業は第二新卒として捉えるので、求職時点で幅広い知識や高いスキルをもっているのか否かよりも、将来的にどれだけ成長が期待できるのかという点を見ます。

ただし、求職者のポテンシャルや伸びしろを評価する前に、いくつかの重要な前提条件があります。

まず、「求職者が社会人としての基本的なマナーを備えているか」、そして「新しい環境に柔軟に適応できるか」という点が重要です。

いくら成長性に期待できたとしても、基本となるマナーなどを備えていない求職者を企業が選ぶことはありません。

面接でポテンシャルや伸びしろをアピールすることは重要ですが、その際にマナーを逸脱した言動をしたり、柔軟性の低い態度を取ったりしないよう注意することを忘れてはいけません。

20代後半:スキルや実績

20代前半とは異なり、一定の社会人経験を積んでいる20代後半の再就職希望者に対して企業が求めるのは、即戦力となり得るスキルや評価できる実績です。

さらにそのスキルや実績が、自社の業務に適用できるのか否かが大きなポイントとなります。

30代以降の求職者と同等とまではいかずとも、20代後半ともなれば、企業は少しでも即戦力に近い人材を採用したいと考えます。

同時に、20代前半の再就職希望者と同様に、ポテンシャルや伸びしろに期待する面もあります。


知識やスキルを備え実績も十分な30代と、若さがあって希望や意欲に満ち溢れた20代前半との間に位置するため、企業は両者の「良いところ」をもつ人材を求めます。

スキルや実績をアピールする際には、具体的に示すことが重要です。

例えば、前職でのプロジェクトの経験や達成した成果を詳しく説明し、その際に有用であったスキルが再就職先でどのように応用できるのかもあわせてアピールします。


数字やエピソードを交えて、わかりやすく伝えることができれば効果的です。

20代の再就職におすすめなのは「転職エージェント」の活用

20代の再就職におすすめなのは「転職エージェント」の活用

20代が再就職を成功させるためには、転職エージェントを活用することがおすすめです。

以下では、転職エージェントを活用するメリットと、弊社「メイテックネクスト」を利用した場合について解説します。

転職エージェントを活用するメリット

20代の再就職希望者は社会人としての経験が豊富とはいえないため、プロである転職エージェントに頼ることが得策です。

転職エージェントを活用するメリットは多岐にわたります。例を挙げれば、

・基本的に無料で利用できる

・求職者に寄り添い、適した求人を紹介してくれる

・求人紹介のほかにも、書類作成や面接対策などもサポートしてくれる

・面接の日程調整などの作業を代行してくれる

・企業との交渉なども行ってくれる

などがあり、さまざまなサービスによって、再就職希望者の活動がスムーズに進むよう、強力にサポートしてくれます。

企業との交渉では、求職者の希望条件を企業側に伝えたうえで、業界動向なども交えつつうまく進めてくれるため、求職者は希望に沿った条件で再就職できる可能性が高まります。

転職エージェント「メイテックネクスト」の場合

数ある転職エージェントのなかでも、弊社はエンジニアに特化しており、求職者に対して専門的なサポートサービスを提供している点が大きな特徴です。

元エンジニアのコンサルタントも多く在籍しており、深い技術理解があるため、エンジニアとしてのキャリアパスを考える際に、ほかのエージェント以上に具体的なアドバイスが可能です。

弊社では、エージェントサービスのほかに、求人検索機能もございます。

常時20,000件以上の求人を取り扱っていることに加え、未経験者でも応募できる求人も保有しております。


豊富な求人数により、求職者は自分に適した求人を見つけやすく、貴方にあった求人に出会えるはずです! 


メイテックネクストで再就職に成功した求職者の声

◆自身の想いを学生時代~社会人となった現在に至るまでしっかり整理・理解して頂きました。かねてより目指していた企業様から内定を頂くことができ、大変満足しております


◆夢だった航空製品設計へのご支援をありがとうございました。学生時代から追いかけてきた夢を新しい会社で叶えることができます。面接対策やプレゼンのサポートなど感謝しかありません。次の会社で活躍できるよう頑張ります。


◆まさか自分が希望の自動車業界のメーカーに就職できるとは思っていませんでした。面接対策がとても的確で自信をもって受けることができたので内定になったと思っています。本当にありがとうございました!


まとめ

20代は社会人経験に乏しく、再就職の難易度は高い傾向にあるものの、しっかりとした準備を行い、条件に優先順位をつけ、自信をもって適切な自己PRを行えれば、成功の扉は開けてきます。

20代前半の再就職希望者にはポテンシャルや伸びしろを、20代後半にはスキルや実績を企業は求めています。

再就職活動を効率的に進めるには、転職エージェントを活用することもおすすめします。

本記事を参考に、再就職に向けた準備を整え、次のステップに進んでみてください。

この記事の寄稿者

20代半ば~40代のメンバークラスの方の転職支援の実績が豊富にございます。

業務内容や職場環境の実態と自身のイメージとのギャップがなく、やりがいを感じながら働ける仕事に携わってほしい、という想いをもってエンジニアの方々の転職を支援しております。

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北岡 優子
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